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世界選手権優勝者コメント vol.3

男子3000M障害 -Men's 3000MSC
サイフ・サイード・シャヒーン Saif Saaeed SHAHEEN (カタール、15−10‘82,177cm、64kg)

「このレースはアテネに出場できなかった、ぼくのコンソレーションレーレース。負ける気は毛頭なかった。だから優勝できる走りをしただけ。当初、5000m出場も考えたが、天候が最悪、寒くてトラック中で風が回っている最悪の状況なので取り止めた。ここで無駄なエネルギーを消耗するよりは、ブリュッセルGLで3000m障害の世界新記録更新を狙いたい。3000m障害で連勝を続けているので、来季から1500と5000mにチャレンジして行きたい。」

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女子3000M障害 -Women's 3000MSC
ドーカス・インジクル Docus INZIKURU (ウガンダ、02−02’04、158cm、49kg)

「このレースはなにが起きるかわからないので、勝った喜びは最高です。賞金で家を建てたいが、ウガンダ選手をサポートしたい。わたしの才能は父親からのもの。わたしもいつかウガンダの英雄、故ジョン・アキイ-ブバ(注:ミュンヘン五輪世界新記録優勝者)のようになりたいと思っていました。この勝利はウガンダの若い世代に好影響を与える。通常はトリノに滞在、ミラノのクラブに所属している。ケニアでシャヒ-ンと同じコーチを受けている。」

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男子110Mハードル -Men's 110MH
ラジ・ドゥクレ Ladji DOUCOUR (フランス、28−03’83,183cm、75kg)

「アテネの鬱憤をここで果した。アテネ決勝レースから精神的に成長した。パリ、オスローGLでライバルに競り勝ってサブ13を記録、圧勝したのが大きな自信になった。この種目に事故は付き物だ。レースはやって見なければわからないが、大会のレースごとに良くなってきていた。決勝レースは、スタートからスムースに飛び出すことができ、隣りのジョンソンの走りも気にならず、自分のハードリングができたと思う。来季は世界新記録に挑戦したい。その自信はある。」

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女子100Mハードル -Women's 100MH
ミッシェラ・ペリー Michelle PERRY (USA,15―12‘79、175cm、67kg)

「誰がわたしの優勝を予想しましたか?昨夜は緊張して2時半頃まで眠ることができなかった。でも、レースは気持ちよく走れた。ユニス・バーバーと一緒に春先まで7種目の練習をしていたが、今年は100mハードルに専念することにした。これが大当り!2年間ユニスと一緒に7種目の練習をしてきたので多くのことを習った。今季の100mhは多くの人が高速レースを記録したので、誰が優勝してもおかしくなかった。この次は世界新記録を狙う」

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男子400Mハードル -Men's 400MH
バーショウ・ジャクソン Bershawn JACKSON (USA、24−03’79,183cm、63kg)

「レース前、雨、風、稲妻、ヤリが降っても、止めることは不可能なほど極限まで集中力を高めていた。昨年、技術的なプロブレムでアテネ五輪を逃した。その代償として、世界選手権で絶対優勝して、ぼくの才能、存在を世界に示すことだ。この勝利は10年前になくなったぼくの叔父に捧げる。いつもなら、ヘヤ-バンドに叔父の名前をつけて走るが、世界選手権は禁じられている。レース後、偉大なエド・モーゼズに逢ったのは嬉しかった。」

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女子400Mハードル -Women's 400MH
ユリヤ・ペチョンキナ Yuliya PECHONKINA (ロシア、21−04’78,180cm、66kg)

「やっと勝てました!この瞬間を2年間待ちました。これまで対峙ナレースになると失敗を繰り返してきた。決勝レースの作戦は、それでもアレルギーのため、注射を打ったので悪影響で、決勝レース当日は頭痛、微熱がありました。作戦は、前半は無理せずにスムースに走り、後半ガンバル作戦だった。サブ53秒でも走れたので満足しています。」

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(望月次朗)

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