ハイレの世界最高新記録で、アテネ五輪女子マラソン7位入賞した坂本直子が3年ぶりにレース復活、2時間28分33秒で5位に入賞したのが、どこかに吹っ飛んでしまった。

久しぶりに武富監督とホテルロビー再会、立ち話をした。

大阪女子マラソンで北京五輪を視野に入れるには、ベルリンである程度の結果をだして目途を付けたいと言っていた。

レース後、坂本は「3年ぶりのレースでいろんな不安があったのですが、内心では25分台、うまく行けば24分台が出るかな〜」なんて夢見ていたんですが、50％の調整ですから最後にツケが出てやっと完走です。

それでも武富監督は「あの調整で28分なら坂本はかなり復活していますね。今後駅伝シーズンを迎えてスピード練習に磨きを掛ければある程度の目途が立ってきた。」と、期待感が持てるようになったとか。

それにしても、坂本は故障続きで3年間走れなかった苦悩は計り知れない。

坂本も「ベルリンは平坦で走りやすいコースです。状態の良い時に記録を狙って走りたいですね。」と。コースが気に入ったようだ。

これで坂本が復活、ますます残り2枚の代表切符獲得に激戦が予想される。