世界のトップクラスに躍り出たワンジル サミュエル・ワンジル(トヨタ九州、21歳)は、ロンドンが2回目のマラソン。ロンドンは、毎年世界トップ選手が一堂に会する。終盤、ワンジルはマーティン・レル、アブデラヒム・グムリらと雨中の激戦を展開、自己記録を大幅に破る2時間5分24秒で2位。フルマラソンでも世界トップクラスに急成長。ロンドンで話したことをまとめた。 −ロンドンマラソンのレースの印象は。 −後半、3人が並走したが、勝負時はどこと思ったのか。 −世界記録がグ〜ンと近づいてきた。 −ロンドンに向けての調整はどこでしてきたのか。 −いつからか。 −だれがマラソン練習プログラムを作成したのか。 −森下監督は全くタッチしていないのか。
−森下とロザの指導かをどのように使い分けているのか。 −トヨタはあなたをトラックと駅伝要因と考えているだろうと思う。外国のトラック競技会に出場する場合とロードレースは外国人マネージャーが仕切っている。マラソン調整は、外国人コーチに任せている複雑な状況だが・・・、日本人選手では到底許されないだろうと思うが、ここまでくれば十分に独立できるのでは。 −あなたの待遇もいいんでしょう。 −森下監督は、あなたを駅伝要因として欠かせない人材、あなたはトヨタの待遇をミスミス逃したくない状況ですか。 −マラソン練習拠点はやはりニャフルルが最適ですか。 −トヨタと契約は。 −五輪マラソン調整は、ロザ指導で行う予定でしょう。 −五輪代表に選ばれた場合、ロザはイタリアのボルザで7月にレル、チェルイヨットらを集めて高地合宿をする予定とか。あなたも参加しますか。 −今年は五輪の年、ケニアマラソン代表選手になったら、来年の実業団駅伝出場資格を持つためには、日本滞在180日規定をどのようにクリアーしますか。 (4月25日、ケニア陸連は、ワンジルを同国五輪マラソン代表選手に選考したことを公表した。) |
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