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メリット、ウォリナーに競り勝つ

ベルリンGLで番狂わせが連続して起きた。男子400mで無敗を誇ってきたジェレミー・ウォリナー(USA,24歳)が、最後の30mで力尽きショーン・メリット(USA,22歳)に完敗した。優勝タイムは今季世界最高44秒03の自己新記録だ。

メリットはこう語った。「ウォリナーの背中を見て走りたくはない。NO.2の選手は常に勝つための努力をする。ウォリナーが最初に“おめでとう”と声を掛けてきてくれた。勝ったのは最高にイイ気分だが、これよりもっと大きな大会が数ヵ月後に控えている。これから本当の勝負だ。」一方、ウォリナーは「集中力が切れたのが敗因だ。」と、生涯5敗目のレースにクールに分析していた。

 
(08年月刊陸上競技7月号掲載)
(望月次朗)

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