花園便りに触発されて
続・ラグビー協会改革すべし ハナから知人の言葉を引き合いに出して申し訳ないが、本文に入る前、ここに紹介しよう。 『(花園で高校選手権を観戦中から)・・・盛岡工業というチームが、優勝候補の大阪工大高校に敗れはしたが、ものすごくひたむきなタックルであわや・・・という大接戦(13―19)を演じました。相手はエリートで、中学からラグビーをやっていた選手。盛岡工業は高校からラグビーを始めた選手ばかり。でもちゃんとした指導者がいれば、タックルできるんです。監督が終わってから「やってきたことは間違っていなかった」と声を震わせていましたが、そのセリフは、そういうときに使うものだと感じました。 言い方は優しいが、これほど適切な協会批判はない。 05年2月号ラグビーマガジンが日本代表欧州遠征の総括特集を組んでいる。媒体の性格上無理もないことだが、協会首脳陣に倍増の突込みを入れてしかるべきだった。協会主催の記者会見で、首脳陣が雁首そろえて酔狂な言分けオンパレード、「タテマエ」に、呆れてあれ以上追求する空しさを覚えたのだろう。 日本ラグビー協会会長代行日比野弘、真下団長、勝田強化委員長、萩本監督らの、よくもお互いに帳尻を合わせたかのように、トンチンカンでノーテンキな言分けは見苦しい限りである。あれだけの失態を演じたチームの首脳陣が、権力にしがみつき、あまりにも無策、無自覚で、よくもこれほど「まともではない」人達を集めたものである。やはり「類は友を呼ぶ」のだろう。 また、取材者側もぶざまな試合をした場合など、ねんごろにならず記者会見をボイコットすべきだ。 代表大不振の「エピセンター」の大改善は、並みの処置で抜本的な改革は望むことは不可能だ。前代未聞の協会「寄生虫」の総辞職を薦めたい。この4人は虚勢を張って「背伸び」している男達だ。かれらが居座って小手先の小細工をしても、メッキはたちまちに剥がれる。 傍から見るほど心配無用だ。そこには無限の夢がある。 |
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