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エサン・ハダディ、ベテランを押さえて連続優勝

エサン・ハダディ(イラン、23歳)は、今季最初の欧州遠征のヘンゲロGPで68.52m、ベルリンGLで69.12m、タリン大会も69.32mを投げて優勝。3大会連続アジア新記録を連発した。これらのいずれの大会でも、フィリィギリユス・アレクナ、ゲルト・カンテル、ロバート・ハルティングらの強豪を押さえての快挙だった。「五輪メダル獲得が夢だ!」と嬉しそうだった。04年グレソットで開催されたジュニア世界選手権男子円盤投げで優勝した逸材。父親がプロサッカー選手、母親が教師の家庭に育ち。04年、ジュニアの時代からミンクスでエリート教育を受けて成長。現在、ロシア人コーチのキム・フバンツエ(76歳)の指導を受けている。身長196cm、体重98kg。

 
(08年月刊陸上競技7月号掲載)
(望月次朗)

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