Special Interview 男子やり投ジュリアス・イェゴ
ケニア・フィールド種目のパイオニア。リオ五輪でも金メダルを狙う
やり投は五輪で7回(男子)も優勝しているフィンランドの国技≠ニも言われる。伝統的に北欧、ドイツ、チェコらの欧州勢らが強い。ところが、4年前のロンドン五輪前後から流れが変わってきた。五輪1ヵ月前、バルセロナ(スペイン)で開催された世界ジュニア選手権に優勝した当時19歳のケショーン・ウォルコット(トリニダードトバゴ、現22歳)が、前年までの自己記録を9m近く上回る84m58のナショナルレコードで五輪も制覇。この種目としては異色なカリブ海出身の選手が、同じ年に世界ジュニア選手権と五輪にも優勝してしまう史上初の離れ業≠やってのけ、五輪の男子投てき種目で初の黒人チャンピオンとなった。 |
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